愛知県を中心に活動している「地域における子どもの学びの支援に関する共同研究会」の公式ホームページです。

学習支援事業に取り組んでいる実践団体・学習支援に関心を持つ研究者によって定期的に研究会を開催しています!

 

※第3回学習支援研究集会は終了しました。ご参加いただきありがとうございました。

 


更新情報

★【2022年3月21日】第3回学習支援研究集会は終了しました。

★【2022年2月25日】今後の研究会開催日程と第3回学習支援研究集会の概要を更新しました。


今後の研究会開催日程

 <今後の予定>

2022.4.25(月) 9:30-12:00 第29回定例会 @オンライン(Zoom)


これまでの開催日程

<2021年度>

2022.3.21(月.祝) 9:30-12:30 「第3回学習支援研究集会」 @オンライン(Zoom)

2022.2.21(月) 9:30-12:00 第28回定例会 @オンライン(Zoom)

2022.1.24(月)9:30-12:00 第27回定例会 @オンライン(Zoom)

2021.12.26(日)9:30-13:00 第26回定例会 @オンライン(Zoom)「協同集会2021 in 東海」

2021.10.25(月)9:30-12:00 第25回定例会 @オンライン(Zoom)

2021.9.13(月)9:30-12:00 第24回定例会 @オンライン(Zoom)

2021.7.12(月)9:30-12:00 第23回定例会 @オンライン(Zoom)

2021.5.24(月)9:30-12:00 第22回定例会 @オンライン(Zoom)

 

<2020年度>

2021.3.15(月)9:30-12:00 第21回定例会 @本山生協会館 会議室

2021.2.23(火.祝)13:00-16:00 「第2回学習支援研究集会」 @オンライン(Zoom)

2021.1.11(月.祝)10:00-12:00 第20回定例会 @オンライン(Zoom)

2020.12.7(月)9:30-12:00 第19回定例会 @オンライン(Zoom)

2020.11.9(月)10:00-12:00 名古屋市との懇談会 @名古屋市西庁舎12階 12C会議室

2020.10.24(土)9:30-12:00 第18回定例会 @オンライン(Zoom)

2020.9.28(月)9:30-12:00 第17回定例会 @本山生協会館 会議室

2020.8.24(月)9:30-12:00 第16回定例会 @オンライン(Zoom)

2020.7.20(月)9:30-12:00 第15回定例会 @本山生協会館 会議室

2020.5.18(月)9:30-12:00 第14回定例会 @オンライン(Zoom)

 

<2019年度>

2020.3.23(月)9:30-12:00 第13回定例会 @本山生協会館 会議室

2020.1.20(月)9:30-12:00 第12回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.11.18(月)9:30-12:00 第11回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.10.20(日)13:30-16:50 「第1回学習支援研究集会」 @本山生協会館 会議室

2019.10.7(月)9:30-12:00 第10回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.9.27(日)13:15-15:40 「2019協同集会in東海」 @名古屋工業大学

2019.8.23(金)9:30-12:00 第9回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.7.22(月)9:30-12:00 第8回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.6.17(月)9:30-12:00 第7回定例会 @本山生協会館 会議室

2019.5.13(月)10:00-12:00 第6回定例会 @本山生協会館 会議室

 

<2018年度>

2019.2.26(火)10:00-12:30 第5回定例会 @本山生協会館 会議室

2018.12.23(日)10:00-12:30 第4回定例会 @本山生協会館 会議室

2018.10.21(日) 10:00-12:30 第3回定例会 @本山生協会館会議室

2018.7.29(日) 10:00-12:00 第2回定例会 @本山生協会館 会議室

2018.5.20(日) 10:00-12:00 第1回定例会 @本山生協会館 会議室


地域における子どもの学びの支援に関する共同研究会 運営要項

 

2021年7月12日(第23回研究会)改訂

 

1.共同研究会の趣旨と名称

1)共同研究の趣旨

日本における「子どもの貧困」は、 OECD のなかでも深刻な現状にあり、国も2014年には「子供の貧困対策に関する大綱」を定め、取り組みを強めています。子どもの学習支援は、日本では19世紀末のセツルメント活動の以来、さまざまな実践体験がありますが、政府の施策として学習支援が課題となったのは、現代の格差社会の深刻化と貧困の連鎖への危惧が背景にあると言えます。

そうしたなか、市民によるボランタリーな支援活動としての無料塾など先行する実績を踏まえ、また生活保護家庭やひとり親家庭などの就学援助家庭に対する支援、さらに生活困窮者自立支援など、国や自治体の学習支援事業が始まり、急速に広がろうとしています。他方、現代の学習支援の必要性は、貧困対策という面でも、狭義の学力問題、進路選択といった学校教育上の課題に留まるものでなく、子どもの居場所づくりであったり、子どもの日常生活の確立といった生活支援の必要性と一体であり、また子ども同士、あるいは大人と子どもとのつながり、関係性など、地域でのつながりの回復や地域での連携構築といった課題も一体であることが確認できます。

そして、学習支援の取り組みがすすむなか、すでに様々な支援実態や課題、問題点も生まれ、実践の現場では問題克服のための模索も蓄積されて来ています。このような学習支援の広がりのなか、互いの取り組みを共有し、個別的な取り組みから問題の解決を共同して探り、あわせて、子どもたちを中心においた学習支援のあり方、支援体制のあり方、公的支援と自主的支援との連携や多職種連携など新たな支援のあり方について、中期的な展望と課題を明らかにすることが切実かつ重要なテーマになっています。

この共同研究会は、学習支援の実践者(団体)と研究者・専門家が共同し、これら実践のなかから学習支援の現状と課題を明らかにし、課題の克服のための努力をどのようにすすめたらよいかを探り、地域づくりも視野に入れながら、その実践的な方策を明らかにすることを目的とします。なお、この研究会では、「学習指導要領」に対応した学習の支援という枠内に留まることなく、より幅広い支援を視野に入れるという趣旨から、“学びの支援”という用語を用いることにします。

なお、学びの支援の対象として、生活困窮家庭の子ども、障がい児(特別支援学校・学級以外の地域での支援)、外国籍の子ども、社会的養護を要する子ども(養護施設外の地域での支援)など、それぞれの個別性を認識しつつも、統合的な学びの支援を大切にする立場から、経済的な貧困に留まらず、学びの支援における社会的包摂を必要とする子どもを視野に入れることにします。

 

2)研究会の名称

本研究会の名称を「地域における子どもの学びの支援に関する共同研究会」とします。本研究会は、一クールを1年間程度とし、そこまでの到達点にもとづき、その後の研究の継続・発展について改めて検討することします。

 

2.共同研究会の事業

1)地域における子どもの学びの支援の実態を把握し、支援のあり方を研究すること。

2)地域における子どもの学びの支援に関する会員外に向けた公開研究会等を行うこと。

3)地域における子どもの学びの支援に関する情報の収集及び紹介を行うこと。

4)本研究会の研究成果などを公表すること。

5)その他、上記事業に関連する事業を行うこと。

 

3.共同研究会の運営

1)本研究会の会員は、個人を原則とし、研究会の承認を得て登録します。会員は研究会に参加し会費2,000円(年額)を負担することとします。学生、院生は会費を免除します。

2)本研究会に代表、相談役、事務局員をおきます。人事体制は研究会において決めます。本研究会の運営については、会員による運営会議で協議し、相談役の意見を踏まえ、研究会で決定します。

3)各会費は、原則として年度を単位とし、期中退会の場合も返却しません。期中参加は、毎年度9月末までに新規加入した場合は、年額を負担(当該期間の資料等提供)、10月1日以降の加入者は年額の半額(1,000円)を負担することとします。

4)会員は、研究会メーリングリストに登録し、研究会に関わる情報を受発信します。研究会活動に関する広報を行うためホームページを開設し、運営します。

5)本研究会の事務局連絡先を、特定非営利活動法人地域と協同の研究センター理事会の承認を得て同事務所気付とします。なお、事務局は常勤体制でないため、日常の連絡先は事務局員の在住地とします。

 

4.共同研究会の財政

1)本研究会の財政は、会員の会費、事業収入及び助成金などでまかないます。

2)本研究会の収支計画は、研究会において決定し、事務局が執行します。

3)本研究会の会計年度は、4月1日から翌年3月31日までとします。毎年度、決算を行い、研究会で承認を得ることとします。

4)本研究会の活動終結時の残余財産の扱いは、研究会で決めます。